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勇気ある決断


    パラリンピック、とても身障者とは思えない熱戦が繰り広げられています。


   競技の様子を伝える新聞のスポーツ欄、その一隅に載せられていた短い記事に、

  目が釘付けになりました。


     「ベルギー出身の陸上女子選手が、記者会見を行い、患者の意思により

      医師が薬物など死に導く安楽死を8年前に申請し、許可されたことを公表

      した。・・・・「もう耐えられないと感じたら自分で(死)を決められる。

      許可証の存在は、私に安らぎをもたらした。限界はなるべく先延ばししたい」


     ベルギーでは2002年に安楽死が合法化され15年の報告件数は2000件

      を越えた。日本では認められていない・・・・・・・・・」


    
   「もう、ご連絡はくださいませんように。長いお付き合い、有り難うございました」

      こう伝えてきた古い友人は、重度脳性麻痺障害の娘さんと2人暮らしです。

     ご主人を亡くされ、自分が死んだ後は、娘を托そうと思っていた息子さんは

      それが重荷になったのか、自殺。


     娘さんは、寝たきりで、自分の意志を伝えることは勿論、相手の言葉を

     理解することも出来ません。もう数年で還暦を迎える年です。



      人は「命」 命ほど大切なものはない、とよく言います。

       しかし、「命」とは、一部でもいい、機能していなければ「命」とは呼べない

       のではないでしょうか。

      

   日本でも、もはや無用な治療は無駄、という状態になれば、延命措置は

     家族の承諾を経て、中止されることがあるようです。

      しかし、患者が自分の希望で安楽死させて下さい、と言っても許されません。

     

      自分の意志も持たない娘を安楽死させてやってください、と言える日が

     来るのはいつでしょうか。

 
      その方が、「命」を重んじることに繋がるような気がするのです。

      自分自身も、己が命に先が見えたら、安楽死させて貰いたい1人です。

 
      「病(障害も含めて)の苦痛に耐えられない状態になったら、自分の意志で、

        安楽死をさせて貰える」 自殺よりは数段、穏やかな最後を迎えられる

      と思うのですが・・・・・。


                               鷺草の花.jpg

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